柳川交差点は戦後の都市復興計画で「円形ロータリー」として構想されたが、工事直前になって一般的な交差点に変更された。その結果、交差点を取り囲む歩道スペースが巨大なサークル状の敷地となって残っている。南西にあるビルが円に沿うようにカーブを描いているのが興味深い。それは、都市の記憶の反映だ。(U)